2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの違い|メリット・デメリット・手数料を比較
3社間ファクタリングに対応する会社(3社間の手数料の下限が低い順)
公式サイトで3社間ファクタリングに対応していると確認できた会社を、3社間の手数料の下限が低い順に掲載しています(ページによって率の表記が異なる会社・金額別の例示だけの会社は、表示の中で最も低い率で並べ、率を公表していない会社は末尾)。2社間は、掲載47社のうち42社が対応と記載しているため表にしていません。
| 会社名 | 3社間の手数料(公式表示) | 2社間の手数料 | 最短入金 |
|---|---|---|---|
| アクセルファクター | 0.5〜10.5% | 1〜12% | 最短2時間(公式コラム。審査結果は最短1時間・公式FAQ) |
| トップ・マネジメント | 0.5%〜 | 3.5%〜(上限は公式に記載なし) | 最短即日 |
| 株式会社No.1 | 0.5〜5% | 0.5〜15% | 最短30分 |
| カイポケ早期入金 | 0.96%〜(別途 初回手数料5,000円・月額費用2,000円) | 公式に2社間の記載なし(国保連・社保との3社間の契約が中心と記載) | 請求から最短5営業日(請求額の80%を約1.5ヶ月前倒し・残り20%は後日) |
| エーストラスト | 1.0〜4.9%以内 | 5〜15%以内(公式「ご利用の流れ」表示。トップの「1%〜」は3社間の下限) | 最短2時間 |
| ファクタリングのTRY | 1.2%〜(下限のみ) | 3%〜(下限のみ) | 最短2時間(オンライン契約) |
| トラストゲートウェイ | 例示:100万円8%/300万円5%/1,000万円4%/3,000万円1.5%(公式手数料ページの平均的な買取手数料) | 1.5%〜9.5%(公式トップ。審査により上限を超える場合ありと注記。売掛金買取ページは2.0%〜。手数料ページの2社間の例示は100万円9.5%〜3,000万円4%) | 最短即日振込(振込時間 直近30日平均5時間2分・公式表示) |
| ネクストワン(Next One) | 公式内で表記が異なる(手数料ページ本文1.5%〜7%/同ページ比較表1.5%〜8%/FAQ平均1.5%〜4%) | 5%〜10% | 最短即日(必要書類が揃っていれば当日) |
| 事業資金エージェント | 1.5%〜9%(公式FAQ) | 5%〜20%(公式FAQの通常の範囲。申込LPは「1.5%~」) | 最短2時間(申込LP)。FAQは500万円まで当日・1,000万円超は最短3日 |
| エスコム(S-COM) | 1.5%〜(LPは1.5〜8%) | 5%〜(公式FAQ「最低5%から」。比較表は5%~12%、LPは5〜10%) | 最短即日(契約完了後5分〜30分以内に振込) |
残りの16社を表示
| 会社名 | 3社間の手数料(公式表示) | 2社間の手数料 | 最短入金 |
|---|---|---|---|
| ビートレーディング | 2%〜(上限は公式に記載なし。平均6.8%〈2024年度実績〉、法人向けページの平均6.4%) | 4%〜(上限は公式に記載なし。平均10.3%〈2024年度実績〉、法人のみの平均9.4%〈2025年9月時点〉) | 最短2時間 |
| ベストファクター | 2〜15%(買取金額で変動・公式の目安表) | 2〜20%(買取金額で変動・公式の目安表) | 最短6時間(2社間・必要書類が揃っている場合。3社間は数日〜1週間程度) |
| インボイスPay | 2.5%〜6%(2者間と同じ・公式表示) | 2.5%〜6%(公式表示の実勢手数料。売掛先の信用などにより最大10%) | 最短即日(見積り最短10分) |
| PMG | 個別査定 | 個別査定(公式内で表記が異なる:手数料ページ「買取率98%(売買手数料2%)」/ご利用の流れ「売買手数料1%〜」/LP比較表「1〜10.0%」/FAQ「掛け目は通常97〜92%」) | 最短即日 |
| 日本中小企業金融サポート機構 | 「2者間より低手数料」(率は非公示) | 1.5%〜(下限のみ) | 最短3時間(FACTOR⁺Uは最短40分) |
| えんナビ | 非公示 | 5%〜(上限は公式に記載なし) | 最短1日 |
| JTC | 対応あり(率は公式に記載なし。公式は『取引先から事前に承諾が得られる方が手数料は安くなります』と記載) | 1.2〜10%(公式トップの比較表『取引先に知らせない場合の手数料率』) | 最短即日(公式トップのFAQ。公式FAQページは『最短1日』。いずれも必要書類がそろっていることが前提) |
| ¥Today(エントゥデイ) | ― | 一括申込サービス自体は無料(手数料は紹介先3社の個別査定。公式の手数料体系は1〜12%) | 最短30分で振込完了 |
| いーばんく(アクシアプラス) | 対応あり(率の内訳は要問い合わせ) | 4%〜(下限のみ・上限は要問い合わせ) | 最短即日(スピードプラン。平均2.3日と公式表示) |
| ファクタープラン | 対応(率は非公示) | 非公示(「明朗手数料」表記のみ・要見積もり) | 最短即日 |
| MSFJ | 対応あり(率は公式に記載なし) | 1.8%〜9.8%(公式トップの比較表。トップ見出しは「1.8%〜」、建設業欄は1.8%~10%、個人事業主ページは3.8%~9.8%。2社間・3社間別の率は記載なし) | 最短30分(公式トップ「お振込みまで最短30分」。建設業欄・LPは最短60分) |
| レバンタ | 対応あり(率は公式に記載なし) | 4.0%〜10.0%(2社間・3社間別の率は記載なし) | 契約後最短10分で振込(最短即日) |
| RFD株式会社 | 対応あり(率は公式に記載なし。手数料を抑えられる旨のみ) | 3%〜(公式LP・上限は記載なし。2社間・3社間別の率は記載なし) | 最短2時間(公式LP)/最短即日〜3日程度(公式トップ) |
| ファクタリングZERO | 対応あり(率は区別して記載なし) | 1.5%〜10%(2社間・3社間別の率は記載なし) | 最短即日(審査最短30分。FAQは通常翌営業日〜2営業日程度が多いと説明) |
| 西日本ファクター | 対応あり(率は公式に記載なし) | 非公示(審査後に手数料を説明) | 最短即日(トップ・1,000万円まで)/最短1日(FAQ) |
| ウィット(Wit) | 対応あり(率は公式に記載なし) | 非公示(率の記載なし) | 最短2時間(審査結果は審査開始から30分程度。銀行営業時間外は翌営業日) |
※当サイトが各社の公式サイトで確認した値です(基準日2026年7月21日、その後に再確認した会社は手数料比較に確認日を記載)。掲載会社が増えると、この表にも自動で追加されます。
ファクタリングを検討する際、最初に判断が必要になるのが、2社間と3社間のどちらを選ぶかという点です。2社間ファクタリングは、原則として取引先に通知せずに資金化でき、最短即日の入金を表示する会社もあります。3社間ファクタリングは取引先の承諾が必要です。手数料は、当サイトで両方の率や関係を確認できた17社のうち15社が3社間を低く表示していますが、2社間と同じ率の会社もあります。
この記事では、2社間と3社間の仕組みの違い、メリット・デメリット、各社の公式の手数料表示を比べ、状況に応じた選び方をご説明します。
2社間ファクタリングの仕組み
2社間ファクタリングは、利用者とファクタリング会社の2者のみで完結する取引です。売掛先(取引先)は関与しません。
取引の流れ
- 申込: 利用者がファクタリング会社に請求書・通帳などの書類を提出する
- 審査: ファクタリング会社が売掛先の信用力を確認する(売掛先の信用力を判断材料に挙げる会社があります。利用者の状況を見るかどうかは会社によって異なります)
- 契約・入金: 審査通過後、手数料を差し引いた金額が利用者の口座に振り込まれる
- 売掛金の受領: 入金期日に、売掛先から利用者に通常どおり代金が支払われる
- ファクタリング会社への送金: 利用者が受け取った代金をファクタリング会社に送金する
売掛先には原則として連絡が行かない点が特徴です。取引先は通常どおり利用者に代金を支払うため、原則として売掛先に通知されません(例外は下の「1. 取引先に知られない」)。
2社間ファクタリングの手数料
トップ・マネジメントの公式のよくある質問は、2社間ファクタリングの手数料を「一般的に8%~18%程度」と説明しています(2026年11月1日確認)。率は会社ごとに異なるため、各社の公式表示を手数料比較で確認してください。
2社間では、ファクタリング会社は売掛先から直接回収せず、利用者を通じて代金を受け取ります。3社間との手数料の関係は、下の「3社間ファクタリングの手数料」と「同じ会社の2社間と3社間の手数料の公式表示」でご確認ください。
3社間ファクタリングの仕組み
3社間ファクタリングは、利用者・ファクタリング会社・売掛先の3者が関わる取引です。
取引の流れ
- 申込: 利用者がファクタリング会社に請求書・書類を提出する
- 売掛先の承諾: 売掛先に債権譲渡を伝え、承諾を得る(民法第467条第1項は、譲渡人〈利用者〉からの通知か、債務者〈売掛先〉の承諾を対抗要件としています)
- 審査・契約・入金: 手数料を差し引いた金額が利用者に振り込まれる
- 売掛先からの直接支払い: 入金期日に、売掛先がファクタリング会社に直接代金を支払う
3社間の主な違いは、売掛先が取引に参加することです。入金期日に売掛先がファクタリング会社へ直接支払うため、ファクタリング会社にとっては回収のリスクが低くなります。
3社間ファクタリングの手数料
トップ・マネジメントの公式のよくある質問は、3社間ファクタリングの手数料を「一般的に2%~9%程度」と説明しています(2026年11月1日確認)。
トップ・マネジメントは、3社間は回収リスクが低くなるため手数料も低く設定されると説明しています(公式のよくある質問・2026年11月1日確認)。会社ごとの表示は下の「同じ会社の2社間と3社間の手数料の公式表示」のとおりで、同じ率の会社もあります。
2社間と3社間の比較表
| 比較項目 | 2社間ファクタリング | 3社間ファクタリング |
|---|---|---|
| 関係者 | 利用者+ファクタリング会社 | 利用者+ファクタリング会社+売掛先 |
| 手数料の目安 | 8〜18%程度(トップ・マネジメントの公式のよくある質問) | 2〜9%程度(同) |
| 入金スピード | 最短即日 | 最短2日〜1週間程度(公式に日数を書いている会社の表示) |
| 売掛先への通知 | 原則なし | あり(承諾が必要) |
| 必要書類 | 会社ごとに異なる | 2社間の書類に加えて、売掛先の承諾の手続きが加わる |
2社間ファクタリングのメリット・デメリット
メリット
1. 取引先に知られない
主なメリットです。売掛先へは原則として通知しないと公式に書いている会社があります。ただし、契約違反や債務不履行などの場合に通知・登記を行い得ると定める会社もあります(例:バイオン・マネーフォワード 早期入金〈利用規約〉、JTC〈契約違反等が発覚した場合は取引先に連絡する場合あり〉。いずれも2026年10月31日確認)。特に、新規取引先や大手企業との取引では、信用を維持できる点が重要です。
2. 入金が早い
売掛先の承諾を待つ必要がないため、申込から入金まで最短即日で完了します。数日以内に支払いがあるといった、緊急の資金需要に対応できます。
3. 手続きが簡単
必要書類の一覧が2点の会社は、当サイト掲載47社のうち11社です(2点の内容は会社ごとに異なります)。オンラインで完結できると公式に書いている会社もあり、初めての方も手続きを進めやすい方式です。
デメリット
1. 手数料が高い
トップ・マネジメントの説明(一般的に8%〜18%程度)に当てはめると、100万円の請求書で手数料は8万〜18万円です。会社ごとの2社間と3社間の差は、下の「同じ会社の2社間と3社間の手数料の公式表示」で確かめられます。
2. 債権譲渡登記が必要な場合がある
高額の2社間ファクタリングでは、債権譲渡登記を求められることがあります。登録免許税は1件7,500円です(租税特別措置法第84条の6第1項第2号)。費用の負担は会社によって異なり、PMG は「登記費用は発生しません」と記載し、トラストゲートウェイは乗換えページで「登記・抹消は無料」、売掛金買取ページで登記費用を実費負担と記載しています(2026年10月31日確認)。
3. 悪質業者が紛れやすい
手続きが容易な一方で、2社間ファクタリングを装った闇金業者も存在します。契約書の注意点を確認してください。
3社間ファクタリングのメリット・デメリット
メリット
1. 手数料が安い
トップ・マネジメントの説明では、3社間は一般的に2%〜9%程度で、100万円の請求書なら手数料は2万〜9万円です。
2. 大口でも日数を示している会社がある
事業資金エージェントは、1,000万円を超える場合、3社間でも最短3日で対応すると記載しています(公式のよくある質問・2026年11月1日確認)。
3. 売掛先から直接回収される
支払期日に売掛先がファクタリング会社へ直接支払うため、利用者が回収した代金を送金する手間がありません(例:インボイスPay「3者間 弊社が売掛先様から直接ご集金」・2026年10月31日確認)。
デメリット
1. 取引先にファクタリングの利用が知られる
3社間の主なデメリットです。売掛先から、資金繰りが厳しいのではないかと受け取られる可能性があります。
2. 入金まで時間がかかる
売掛先の承諾の手続きが必要です。3社間の入金までの日数を公式に書いている会社は、最短2日〜1週間程度としています。
3. 売掛先が承諾しない可能性がある
売掛先が債権譲渡を拒否した場合、3社間ファクタリングは利用できません。その場合は、2社間を検討することになります。
選び方の判断基準
2社間が適しているケース
- 取引先に知られずに利用したい: 新規取引先・関係が浅い取引先がある場合
- 急ぎで資金が必要: 支払期限が数日以内に迫っている場合
- 手続きを簡単に済ませたい: 書類を準備する時間がない場合
- 売掛先に承諾を依頼しにくい: 取引先が債権譲渡に消極的な業界の場合
3社間が適しているケース
- 手数料を抑えたい: 時間に余裕があり、費用を優先する場合
- 売掛先から承諾を得られる: 売掛先に債権譲渡の承諾を依頼できる場合
- 日数に余裕がある: 入金希望日まで日数に余裕がある場合
- 継続的にファクタリングを利用する: 長期的なコスト削減を重視する場合
判断に迷う場合
下の「選び分けの基準」「申込前の確認リスト」で順に確かめてください。
取引先に知られることへの備え
3社間は、売掛先の承諾を得て行う取引です。民法第467条第1項は、債権の譲渡を売掛先に対抗するには、譲渡人(利用者)からの通知か、売掛先の承諾が必要と定めています。3社間を選ぶ場合は、売掛先に債権譲渡を伝えることが前提になります。
2社間でも、売掛先に知られる可能性がまったくないわけではありません。上の「1. 取引先に知られない」のとおり、契約違反や債務不履行などの場合に通知・登記を行い得ると定める会社があります(バイオン・マネーフォワード 早期入金・JTC)。2社間で債権譲渡登記をする会社の扱いは、下の「5. 2社間での登記の扱い」でご案内しています。
売掛先への通知と債権譲渡登記の違いや、契約前に確認したい項目については、以下の記事も参考になります。
ファクタリング債権譲渡とは?通知・登記の注意点|ファクタリング比較サイト「ファクマッチ」
当サイト掲載47社の対応状況(公式の記載で分類)
ここからは、当サイトが掲載している47社について、各社の公式サイトで確認した記載をもとに、2社間・3社間の対応を整理します。分け方の基準は、当サイトの条件別データ(各社の公式の文言・出典・確認日を記録したもの)で、3社間ファクタリングを「行う」と書いているか、「行わない」と書いているか、どちらの記載もないかです。2社間は、47社のうち42社が対応を公式に記載しています。残る5社は、確認データに2社間の記載がありません(カイポケ早期入金は国保連・社保との3社間の契約が中心と記載。ほかはインボイスファクター・CoolPay・けんせつくん・ファクターズ)。
| 区分 | 社数 | 会社 |
|---|---|---|
| 3社間に対応すると記載 | 26 | ビートレーディング・アクセルファクター・ベストファクター・PMG・日本中小企業金融サポート機構・トップ・マネジメント・えんナビ・JTC・¥Today・いーばんく・株式会社No.1・エーストラスト・ファクタープラン・ファクタリングのTRY・MSFJ・レバンタ・トラストゲートウェイ・RFD・インボイスPay・カイポケ早期入金・ネクストワン・ファクタリングZERO・西日本ファクター・事業資金エージェント・エスコム・ウィット |
| 3社間は行わないと記載 | 1 | みんなのファクタリング(運営会社の事業紹介に「2社間限定」) |
| 2社間(2者間)のサービスと公式に明記し、3社間の記載なし | 9 | QuQuMo・マネーフォワード 早期入金・バイオン・OLTA・セーフトラスト・アウル経済(原則2社間取引)・買速(主に2社間を提供)・GMO BtoB早払い・KKT |
| 個人事業主・フリーランスも対象とする2社間サービスで、3社間の記載なし | 4 | ペイトナー・ラボル・PayToday・FREENANCE |
| その他、3社間の記載なし | 7 | メンターキャピタル・インボイスファクター・うりかけ堂・GoodPlus・CoolPay・けんせつくん・ファクターズ |
3社間に対応すると記載している26社を除く21社のうち、3社間を行わないと明記しているのはみんなのファクタリングだけで、残る20社は3社間について公式に記載がありません。
確認日は2026年10月31日〜11月3日です。3社間に対応する26社は、ページ冒頭の表に3社間の手数料の下限が低い順で掲載しています。3社間の記載がない会社でも、問い合わせれば対応する場合はあり得ますが、当サイトでは公式に書かれていることだけを分類しています。
同じ会社の2社間と3社間の手数料の公式表示
「3社間のほうが手数料は低い」という説明は、各社の公式表示でも確かめられます。2社間と3社間の両方について、率、または率の関係を公式に書いている会社を抜き出すと、次の17社です。並びは当サイトの手数料一覧の掲載順で、順位を示すものではありません。
| 会社 | 2社間(公式表示) | 3社間(公式表示) | 確認日 |
|---|---|---|---|
| ビートレーディング | 平均10.3%(2024年度実績・公式のよくある質問)。下限「4%〜」は自社コラム内の表記 | 平均6.8%(同)。下限「2%〜」は自社コラム内の表記 | 2026年10月31日 |
| アクセルファクター | 1〜12%を目安 | 0.5〜10.5%を目安 | 2026年11月1日 |
| ベストファクター | 2〜20%程度(2社間ページの比較表)。買取金額1,000万円以上の目安は2〜12% | 2〜15%程度(同)。買取金額1,000万円以上の目安は2〜8% | 2026年10月31日 |
| PMG | 個別査定(公式内で表記が分かれる) | 個別査定。3社間は2社間より低いと記載 | 2026年10月31日 |
| 日本中小企業金融サポート機構 | 1.5%〜(下限のみ) | 率は非公示。「2者間より低手数料」と表示 | 2026年10月16日 |
| トップ・マネジメント | 3.5%〜 | 0.5%〜 | 2026年10月26日 |
| JTC | 1.2〜10%(取引先に知らせない場合の手数料率) | 率の記載なし。「取引先から事前に承諾が得られる方が手数料は安くなります」 | 2026年10月31日 |
| 株式会社No.1 | 0.5〜15% | 0.5〜5% | 2026年10月14日 |
| エーストラスト | 5〜15%以内 | 1.0〜4.9%以内 | 2026年10月14日 |
| ファクタリングのTRY | 3%〜 | 1.2%〜 | 2026年11月1日 |
| トラストゲートウェイ | 例示:100万円9.5%/3,000万円4% | 例示:100万円8%/3,000万円1.5% | 2026年10月31日 |
| RFD | 3%〜(2社間・3社間別の率は記載なし) | 「ファクタリング手数料を抑えることができます」との説明のみ | 2026年10月31日 |
| インボイスPay | 2.5〜6%(売掛先の信用などにより最大10%) | 2.5〜6%(2者間と同じと公式に記載) | 2026年10月31日 |
| ネクストワン | 5〜10% | 手数料ページ本文は1.5〜7%(同ページの比較表は1.5〜8%、よくある質問は平均1.5〜4%) | 2026年11月1日 |
| ファクタリングZERO | 1.5〜10%(2社間・3社間別の率は記載なし) | 「3社間取引と2社間取引ではコストに差があります」との記載のみ | 2026年11月1日 |
| 事業資金エージェント | 5〜20%(通常の範囲) | 1.5〜9%(同) | 2026年11月1日 |
| エスコム | 最低5%から(よくある質問。他社との違いの比較表は5〜12%、LPは5〜10%) | 1.5%〜(LPは1.5〜8%)。3社間は「その分お安い手数料」と記載 | 2026年11月3日 |
17社のうち15社は、3社間の表示(下限・上限・平均・例示のいずれか)が2社間より低いか、3社間のほうが安いと文言で書いています。一方、インボイスPayは2者間・3者間のどちらでも手数料は同じと記載しており、ファクタリングZEROは差があるとだけ書いています。3社間を選べば安くなるとは限らないため、両方で見積もりを取って比べてください。
なお、ベストファクターとNo.1は2社間と3社間で下限が同じで、差があるのは上限です。下限は条件が良い場合の値のため、実際に提示される率は見積もりで確認してください。
3社間の手数料の公式表示の分布(対応26社)
3社間に対応すると記載している26社について、当サイトの手数料一覧の「3社間」欄に記録した公式表示を、表示の形で分けると次のとおりです。
| 表示の形 | 社数 | 会社と公式表示 |
|---|---|---|
| 下限と上限の両方 | 6 | アクセルファクター 0.5〜10.5%・ベストファクター 2〜15%・No.1 0.5〜5%・エーストラスト 1.0〜4.9%以内・インボイスPay 2.5〜6%・事業資金エージェント 1.5〜9% |
| 公式内で表記が分かれる | 2 | ネクストワン(1.5〜7%/1.5〜8%/平均1.5〜4%)・エスコム(1.5%〜/LPは1.5〜8%) |
| 下限のみ | 4 | ビートレーディング 2%〜(自社コラム内の表記)・トップ・マネジメント 0.5%〜・TRY 1.2%〜・カイポケ早期入金 0.96%〜(別途 初回手数料5,000円・月額費用2,000円) |
| 金額別の例示 | 1 | トラストゲートウェイ(100万円8%〜3,000万円1.5%) |
| 率の記載なし(対応のみ) | 12 | PMG・日本中小企業金融サポート機構・えんナビ・JTC・いーばんく・ファクタープラン・MSFJ・レバンタ・RFD・ファクタリングZERO・西日本ファクター・ウィット |
| 一括申込サービス(紹介先の会社と契約) | 1 | ¥Today(「二社間、三社間いずれも可能」) |
数値の下限を確かめられる12社(上の表の上から3区分)の下限は、0.5%が3社(アクセルファクター・No.1・トップ・マネジメント)、0.96〜1.5%が6社(カイポケ早期入金・エーストラスト・TRY・ネクストワン・事業資金エージェント・エスコム)、2〜2.5%が3社(ビートレーディング・ベストファクター・インボイスPay)です。3社間に対応する26社のうち12社は率を公表していないため、3社間を検討する場合は見積もりの依頼が前提になります。
3社間の入金までの日数の公式表示
3社間は、売掛先への通知や承諾の手続きが入るため、2社間より入金までの日数が長くなる場合があります。3社間の入金までの日数を公式に書いている会社は、次の5社です。
| 会社 | 公式の記載 | 確認日 |
|---|---|---|
| ファクタープラン | 「3者間ファクタリングは取引先への通知・同意が必要なため、手続きに数日〜1週間程度かかることがあります」 | 2026年11月1日 |
| ベストファクター | 3社間は「数日〜1週間程度が目安」(3社間ページの指標表示は「3日〜」) | 2026年10月31日 |
| PMG | 3社間は通知後最短2日後 | 2026年10月31日 |
| 事業資金エージェント | 「1,000万円を超える場合、3社間でも最短3日で対応いたします」 | 2026年11月1日 |
| カイポケ早期入金 | 請求から最短5営業日(国保連との3社間の契約が中心) | 2026年10月31日 |
最短の日数は、売掛先の承諾がすぐに得られる場合の値です。売掛先の社内の手続きに時間がかかれば、その分だけ入金は遅れます。
選び分けの基準:公式の記載と条文で確かめられること
2社間と3社間のどちらを選ぶかは、次の順に確かめると判断しやすくなります。
1. 売掛先の承諾を得られるか
民法第467条第1項は、債権の譲渡は「譲渡人が債務者に通知をし、又は債務者が承諾をしなければ、債務者その他の第三者に対抗することができない」と定めています。3社間は、この通知や承諾を売掛先との間で行う取引です。日本中小企業金融サポート機構は「3者間ファクタリングは、売掛先の承諾を得てからお客様と当機構と売掛先の3者間でのご契約となります」と記載しています(2026年11月1日確認)。売掛先に承諾を依頼できない場合は、3社間は選べません。
2. 入金希望日までに何日あるか
上の表のとおり、3社間の入金までの日数を公式に書いている会社は、最短2日〜1週間程度としています。2社間の入金時間の表示はファクタリングの入金時間でご案内しています。支払期日まで数日しかない場合は、3社間の手続きが間に合うかを先に確かめてください。
3. 手数料の差はどのくらいか
17社の公式表示では、17社のうち15社は3社間のほうが低く、インボイスPayのように同じ率の会社もあります。2社間と3社間の両方で見積もりを取り、手取り額の差と、売掛先に承諾を依頼する手間を比べてください。
4. 申込者が個人事業主か
ベストファクターは、個人事業主は2社間のみの取扱いとしています(2026年10月31日確認)。個人事業主・フリーランスも対象とするサービスのうち、ペイトナー・ラボル・PayToday・FREENANCE は、3社間の記載がありません。JTC は、個人事業主の利用には取引先の承諾が必要としています(2026年10月30日確認)。個人事業主の場合は、3社間を提供していても対象外となる会社があるため、申込の前に確認してください。
5. 2社間での登記の扱い
2社間でも、債権譲渡登記の扱いは会社によって異なります。当サイトの条件別データでは、19社が登記なし(留保)でも契約できると記載し、4社が「原則必要」「必要な場合がある」などの条件付きで記載しています(PMG・MSFJ・トラストゲートウェイ・ネクストワン)。登記をする場合の費用は、登録免許税が1件7,500円(租税特別措置法第84条の6第1項第2号。債権の個数が5,000個以下の場合)です。登記の仕組みと各社の扱いは債権譲渡登記の記事でご案内しています。
6. 売掛先との契約に譲渡制限の特約があるか
民法第466条第2項は、譲渡を禁止・制限する特約があっても「債権の譲渡は、その効力を妨げられない」と定めています。ただし同条第3項により、特約を知っていた、または重大な過失で知らなかった譲受人に対しては、売掛先は支払を拒むことができます。当サイトの確認データでは、GMO BtoB早払いが譲渡禁止債権も買取対象と記載しています(2026年10月31日確認)。特約がある場合は、売掛先との契約書を確認したうえで、ファクタリング会社に特約の有無を伝えてください。
申込前の確認リスト
- 売掛先に承諾を依頼できるか(できない場合は2社間)
- 入金希望日までの日数(3社間は最短2日〜1週間程度とする会社がある)
- 2社間と3社間の両方の見積もり(同じ率の会社もある)
- 申込者が個人事業主の場合、3社間の対象になるか
- 2社間の場合の債権譲渡登記の扱いと費用の負担
- 売掛先との契約書の譲渡制限の特約の有無
まとめ
2社間ファクタリングと3社間ファクタリングは、スピード・費用・秘密性の3つの観点で、一方を重視すると他方が不利になる関係にあります。
| 2社間 | 3社間 | |
|---|---|---|
| スピード | 最短即日 | 最短2日〜1週間程度(公式に日数を書いている会社の表示) |
| 手数料 | 8〜18%(トップ・マネジメントの説明) | 2〜9%(同) |
| 秘密性 | 原則として売掛先に通知されない | 売掛先の承諾を得る |
選び方の基本:
- 急ぎで、取引先に知られたくない → 2社間
- 時間に余裕があり、費用を重視する → 3社間
ファクタリングの基本的な仕組みについてはファクタリングとはでご案内しています。手数料の詳細な比較はファクタリング手数料の公式表示と計算方法を、審査に不安がある方はファクタリングの審査基準をご覧ください。
この記事は2026年11月1日時点の情報に基づいています(各社の値の確認日は本文に記載)。各サービスの最新情報は公式サイトでご確認ください。
※本記事の情報は2026年11月1日時点の内容です。手数料率・サービス内容・キャンペーン等は変更される場合があります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムに参加しており、掲載企業から報酬を受けることがあります。ただし、記事の内容や評価は報酬に影響されません。
