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ファクタリングの必要書類|各社の公式の一覧と、書類の用意の仕方・取り方

ファクタリングの必要書類|各社の公式の一覧と、書類の用意の仕方・取り方

更新日: 2026年11月5日ファクタリング 必要書類

公式に挙げている必要書類の数(少ない順)

各社の公式サイトに書かれた必要書類の一覧を、申込時に求められる書類の数が少ない順に掲載しています(同じ数の会社は2社間の手数料の下限が低い順)。一覧を載せていない会社は表に入れていません。審査の途中や契約時に追加の書類を求められる場合があります。

会社名必要書類(公式の記載)2社間の手数料最短入金
株式会社No.12点:請求書・通帳(コピー)(申込時(審査)は2点。契約前の最終確認で決算書2期分(直近二期分・勘定科目明細付・税務申告済みの捺印のあるもの)など4点…)(2026年11月1日確認)0.5〜15%最短30分
PayToday2点:買取を希望する請求書・代表者(個人事業主は申込人)の本人確認書類(顔写真付き)(公式は4項目を挙げ、うち2項目に「*必須ではない」と表記。必須は2点)(2026年11月1日確認)1〜9.5%最短30分
日本中小企業金融サポート機構2点:口座の入出金履歴(直近3か月分)・売掛金に関する書類(請求書・契約書など)(2026年11月1日確認)1.5%〜(下限のみ)最短3時間(FACTOR⁺Uは最短40分)
インボイスPay2点:請求書(買取を希望するもの)・通帳の履歴(直近3ヶ月分の入出金明細)(2026年11月1日確認)2.5%〜6%(公式表示の実勢手数料。売掛先の信用などにより最大10%)最短即日(見積り最短10分)
FREENANCE(フリーナンス)2点:写真付き公的身分証(会員登録時・法人は代表者)・請求書(請求金額・請求日・振込期限・請求先会社名・振込口座の記載必須)(2026年10月31日確認)3〜10%(受取口座の指定なしは一律10%)最短5分
RFD株式会社2点:通帳(ネットバンキング対応)・売掛に関する資料(請求書など)(2026年10月31日確認)3%〜(公式LP・上限は記載なし。2社間・3社間別の率は記載なし)最短2時間(公式LP)/最短即日〜3日程度(公式トップ)
ビートレーディング2点:売掛金に関する書類(請求書等)・口座の入出金明細(2か月分)(2026年10月31日確認)4%〜(上限は公式に記載なし。平均10.3%〈2024年度実績〉、法人のみの平均9.4%〈2025年9月時点〉)最短2時間
PMG2点:請求書・口座入出金明細(LPの比較表は「通帳(3か月分)・決算書(可能であれば2期分)・請求書」)(2026年10月31日確認)個別査定(公式内で表記が異なる:手数料ページ「買取率98%(売買手数料2%)」/ご利用の流れ「売買手数料1%〜」/LP比較表「1〜10.0%」/FAQ「掛け目は通常97〜92%」)最短即日
メンターキャピタル2点:通帳のコピー(表紙付き・直近3か月分)・売掛金に関する資料(請求書、契約書など)(公式は「例)」として挙げる。債権の内容により追加資料あり)(2026年11月1日確認)非公示(要見積もり/買取率最大98%表記)最短即日(査定結果は最短30分)
¥Today(エントゥデイ)2点:請求書(注文書でも受け付け可能な場合あり)・銀行通帳(一括申込サービスの表示。紹介先の会社が追加書類を求めるかは記載なし)(2026年11月1日確認)一括申込サービス自体は無料(手数料は紹介先3社の個別査定。公式の手数料体系は1〜12%)最短30分で振込完了
残りの29社を表示
会社名必要書類(公式の記載)2社間の手数料最短入金
ファクタープラン2点:通帳の写し(過去3ヶ月分)・売掛先との契約書・請求書・発注書等(審査時2点・契約時4点)(2026年11月1日確認)非公示(「明朗手数料」表記のみ・要見積もり)最短即日
マネーフォワード 早期入金3点:インターネットバンキングの連携(利用がない場合は通帳PDF)・決算書2期分(トップでは直近2期分の決算書および直近までの試算表)・請求書など売掛金を確認できる資料(2026年10月31日確認)0.5%〜(上限は公式に記載なし。公式トップ『その他の費用は発生しません』)最短即日(公式トップ・必要書類提出後の目安。公式FAQは申込から平均3〜5営業日・条件確定の翌営業日に振込)
QuQuMo3点:代表者の本人確認書類(運転免許証またはパスポートなど)・保有する全銀行口座の入出金明細(直近3ヶ月分)・請求書(請求金額・入金日が確定しているもの)(同じページの訴求欄は「請求書・通帳の2点のみ」(本人確認書類を数えない表記))(2026年11月1日確認)1%〜(上限は公式非公表)最短2時間
アクセルファクター3点:請求書などの売掛金額が確認できる書類・通帳3か月分の写し・身分証明書(2026年11月1日確認)1〜12%最短2時間(公式コラム。審査結果は最短1時間・公式FAQ)
アウル経済3点:直近の決算書・通帳のコピー・入金予定の請求書(2026年10月31日確認)1〜10%程度(公式LPのFAQ「概ね手数料率1〜10%程度」。LP画像は「手数料1%〜」。原則2社間)通常即日から数日程度(公式LP)。平日15時までに書類提出で当日中に審査回答
GMO BtoB早払い3点:売主の決算書2期分と試算表・買主の審査依頼書・取引基本契約書等(利用審査時の書類)(2026年10月31日確認)1%〜10%(請求書買取)/注文書買取は2%〜12%(審査の上提示)利用審査完了後、最短2営業日で入金(利用審査の結果も最短2営業日)
JTC3点:請求書(直近3回分)・通帳(3ヶ月分)・所定の仮審査書類(入金予定申請)(2026年10月31日確認)1.2〜10%(公式トップの比較表『取引先に知らせない場合の手数料率』)最短即日(公式トップのFAQ。公式FAQページは『最短1日』。いずれも必要書類がそろっていることが前提)
うりかけ堂3点:本人確認書類・入出金の通帳(Web通帳含む)・取引先との契約関連書類(請求書/見積書/基本契約書等)(2026年10月31日確認)1.5%〜(公式トップ)/2%〜(公式「ファクタリングとは」ページ)/2.3%〜(旧サイトの2社間の目安)。上限は記載なし最短90分(公式トップ)/最短即日・書類がそろえば2時間(公式FAQ)
ファクタリングZERO3点:代表者様の身分証明証・成因証書(請求書・納品書・注文書・支払決定通知書等)・入出金明細(2026年11月1日確認)1.5%〜10%(2社間・3社間別の率は記載なし)最短即日(審査最短30分。FAQは通常翌営業日〜2営業日程度が多いと説明)
MSFJ3点:請求書・本人確認書類・入出金のわかる通帳コピー(審査により追加書類の場合あり)(2026年10月31日確認)1.8%〜9.8%(公式トップの比較表。トップ見出しは「1.8%〜」、建設業欄は1.8%~10%、個人事業主ページは3.8%~9.8%。2社間・3社間別の率は記載なし)最短30分(公式トップ「お振込みまで最短30分」。建設業欄・LPは最短60分)
ベストファクター3点:本人確認書類(免許証・パスポートなど)・入出金の通帳(WEB通帳可)・売却を希望する請求書・見積書・基本契約書などの売掛先との取引契約書類(個人事業主は3点(本人確認書類・通帳コピー〈直近2〜3ヶ月分〉・請求書))(2026年10月31日確認)2〜20%(買取金額で変動・公式の目安表)最短6時間(2社間・必要書類が揃っている場合。3社間は数日〜1週間程度)
トップ・マネジメント3点:ご本人様確認書類(運転免許証など)・買取りを希望する売掛債権に関する成因資料(請求書、契約書、発注書など)・売掛先との取引が確認できる資料(入金履歴が分かる銀行通帳など)(2026年11月1日確認)3.5%〜(上限は公式に記載なし)最短即日
KKT(ケーケーティー)3点:身分証明書・通帳のコピー・請求書・発注書・契約書など(2026年11月1日確認)3.7%〜(法人向けLP。旧LPは「1%〜」。上限は記載なし)最短即日(16時までの相談で当日入金とLP表示)
レバンタ3点:決算書(法人)/確定申告書など(個人事業主)・請求書・通帳コピー(2026年10月31日確認)4.0%〜10.0%(2社間・3社間別の率は記載なし)契約後最短10分で振込(最短即日)
エーストラスト3点:保有する銀行口座(直近3か月分)・請求書(発注書・請書・納品書など)・身分証明書(免許証またはマイナンバーカード)(2026年11月1日確認)5〜15%以内(公式「ご利用の流れ」表示。トップの「1%〜」は3社間の下限)最短2時間
事業資金エージェント3点:本人確認資料(免許証/マイナンバーカード等)・入金がわかる通帳・売掛金がわかる請求書(2026年11月1日確認)5%〜20%(公式FAQの通常の範囲。申込LPは「1.5%~」)最短2時間(申込LP)。FAQは500万円まで当日・1,000万円超は最短3日
ペイトナー3点:請求書(支払期日が確定しているもの)・本人確認書類(初回申請時のみ)・直近3ヶ月分の入出金明細(2026年11月1日確認)一律10%(別途振込手数料330円)最短即日(審査は毎日10:00〜19:00)
ラボル3点:本人確認書類(免許証など)・請求書・取引を示すエビデンス(取引先とのメール・チャット、通帳の入出金履歴、発注書など)(2026年11月1日確認)一律10%最短30分・振込は24時間365日(審査は除く)
買速4点:本人確認書類・通帳のコピー・請求書・決算書(法人のみ)(2026年11月1日確認)2%〜(公式トップ・サービスページ)/1%〜10%(公式FAQ)。2社間・3社間別の率は記載なし最短30分(申込から着金まで)。6時間以内が80%(2026年9月時点・買速調べ)
OLTA4点:本人確認書類・請求書・すべての事業用銀行口座の直近4カ月分の入出金明細・財務書類(法人:昨年度の決算書〈勘定科目内訳明細含む〉/個人事業主:確定申告書第一表の控え・開業届)(2026年10月31日確認)2〜9%(諸経費込み)最短即日(契約後、即日ないし翌営業日に振込)
ファクタリングのTRY4点:請求書・発注が確認できる発注書か契約書・売掛先の住所・連絡先・3か月分の銀行通帳(審査時4点(売掛先の住所・連絡先は情報)。契約時に決算書・確定申告書など)(2026年11月1日確認)3%〜(下限のみ)最短2時間(オンライン契約)
エスコム(S-COM)4点:身分証明書(免許証・パスポートなど顔写真付き)・決算書(直近2期分)・売掛先への請求書・入出金の通帳(契約時は印鑑証明・会社謄本(履歴事項全部証明書2通)・社判・実印)(2026年11月3日確認)5%〜(公式FAQ「最低5%から」。比較表は5%~12%、LPは5〜10%)最短即日(契約完了後5分〜30分以内に振込)
バイオン4点:本人確認書類(身分証)・請求書(売掛金)・全銀行口座の入出金明細(3ヶ月分)・直近の決算書(個人事業主は確定申告書一式)(2026年10月31日確認)一律10%(サービス利用料。別途振込手数料500円)最短60分で即日買取(申込の時間帯により翌営業日)
セーフトラスト4点:対象となる請求書・直近3か月分の通帳履歴・顔写真付き身分証明書・決算書(法人のみ)(2026年11月1日確認)非公示(債権内容により個別決定)最短即日(審査最短15分・契約後15分〜1時間で振込)
CoolPay(クールペイ)4点:取引先に送付済の請求書・連絡先等の情報・顔写真付き身分証明証・保有する全銀行口座の入出金明細(直近3ヶ月分)(初回4点(うち1点は連絡先等の情報)。2回目以降は2点)(2026年11月1日確認)非公示(審査後に買取額と手数料を提示)最短60分(審査・見積り最短20分)
カイポケ早期入金5点:ファクタリング契約書・サービス申込書・債権譲渡通知書・登記簿謄本・印鑑証明(「Step2 お申込み〜ご契約」で審査完了後に郵送・メールで提出する書類として5点を掲載(審査前の提出書類の記載なし)。…)(2026年11月1日確認)公式に2社間の記載なし(国保連・社保との3社間の契約が中心と記載)請求から最短5営業日(請求額の80%を約1.5ヶ月前倒し・残り20%は後日)
西日本ファクター5点:商業登記簿謄本・印鑑証明書・銀行通帳・決算書・確定申告書(二期分)・請求書等(契約書・発注書・納品書・請求書など)(トップの「必要書類」欄(契約手続きの説明の後に掲載。審査時・契約時の区別なし)。流れのページは契約時の書類として印鑑証明…)(2026年11月1日確認)非公示(審査後に手数料を説明)最短即日(トップ・1,000万円まで)/最短1日(FAQ)
ネクストワン(Next One)6点:身分証明書(顔写真付き)・会社謄本(履歴事項全部証明書・コピー可)・決算書(直近2期分)・売掛先への請求書・成因資料(契約書・納品書・注文書・発注書など)・入出金の通帳(2026年11月1日確認)5%〜10%最短即日(必要書類が揃っていれば当日)
トラストゲートウェイ7点:商業登記簿謄本・印鑑証明書・代表者身分証明書・住民票・決算書コピー・取引先基本契約書(ある場合)・取引履歴書類(通帳等)・成因資料(発注書・納品書・請求書等)(取引先基本契約書は「ある場合」。全て揃っていない場合も柔軟に審査)(2026年10月31日確認)1.5%〜9.5%(公式トップ。審査により上限を超える場合ありと注記。売掛金買取ページは2.0%〜。手数料ページの2社間の例示は100万円9.5%〜3,000万円4%)最短即日振込(振込時間 直近30日平均5時間2分・公式表示)

※公式の記載と確認日は各行に記載しています。手数料・最短入金は当サイトが各社の公式サイトで確認した値です(手数料比較に確認日を記載)。

ファクタリングを利用する際、ファクタリング会社から求められる書類は多岐にわたります。事前に必要な書類を確かめておくと、書類の不足による差し戻しを避けられます。本記事では、当サイト掲載47社の公式の必要書類の一覧をもとに、書類ごとの用意の仕方と、公的機関で取得する書類の取り方をご説明します。

要点

  • 公式に必要書類の一覧を載せている39社のうち、請求書は37社、通帳・入出金明細は36社、本人確認書類は22社が一覧に挙げています。
  • 決算書・登記簿・納税証明などの追加書類は、会社や審査状況によって異なります。
  • 必要書類は会社ごとに異なるため、掲載47社の条件を公式サイトで確認したデータで比較し、書類が少なく手続きの速い会社を選ぶと円滑に進められます。

多くの会社が一覧に挙げる書類

公式に必要書類の一覧を載せている39社が挙げる主な書類は、次のとおりです(社数は後の節「書類の種類ごとの社数」)。

1. 売掛先への請求書(コピー)

  • 記載項目の条件は会社によります(例:FREENANCE。後の節「請求書」でご説明します)

2. 売掛金の入金が確認できる通帳(コピー or 取引明細)

  • 期間を書いている15社のうち13社が3か月分(ビートレーディングは2か月分、OLTAは4カ月分)

3. 申込者の本人確認書類

  • 個人: 運転免許証/マイナンバーカード/パスポート
  • 法人:代表者の本人確認書類(登記簿謄本〈履歴事項全部証明書〉を一覧に挙げる会社は4社。うちカイポケ早期入金は審査完了後の提出)

4. 所定の書類

  • 所定の書類を求める会社もあります(例:JTC の所定の仮審査書類〈入金予定申請〉、カイポケ早期入金のサービス申込書)

追加で求められる書類(会社・条件別)

ファクタリング会社や取引条件によっては、追加の書類が必要になるケースがあります。

法人の場合:

  • 決算書(2期分と明記する会社:マネーフォワード 早期入金・GMO BtoB早払い・ネクストワン・西日本ファクター)
  • 法人税納税証明書
  • 印鑑証明書(代表者印)
  • 商業登記簿謄本

個人事業主の場合:

  • 開業届のコピー
  • 確定申告書(期数は会社による)
  • 健康保険証(QuQuMoが個人事業主に求める)

取引先承諾型(3社間)の場合:

  • 債権譲渡の通知、または売掛先の承諾(民法467条1項)。書類の形式は会社による

PDF 化のポイントと不適切な例

書類をPDF化する際は、次の点にご注意ください。

  1. 文字が読める解像度で、台形を補正して保存する
  2. 1ファイルに1書類が原則
  3. ファイル名を「請求書_株式会社○○_2026-06.pdf」のように整理する

不適切な例:

  • スマートフォンで斜めから撮影 → 文字が読めず差し戻し
  • 暗い場所での撮影 → コントラスト不足
  • 大事な押印部分が見切れている
  • ファイル名が「写真001.jpg」のまま

準備を忘れやすい書類

  1. 印鑑証明書(法人) — 契約時に求める会社があります。発行からの期間は、ビートレーディングが1か月以内、PMG・JTCが1週間以内と記載しています
  2. 取引基本契約書 — 売掛先との関係の証明として求められる
  3. 代表者個人の本人確認書類 — 代表者の本人確認書類を挙げる会社が多くあります
  4. 法人銀行口座の通帳の写し — 入金確認用

各社の公式の一覧から見た必要書類の傾向

ここからは、当サイトが掲載している47社の公式サイトに書かれた必要書類の一覧をもとに、書類の傾向と用意の仕方をご説明します。記事冒頭の表は各社の書類を少ない順に並べたものです。この節では、書類の種類ごとに、何社が一覧に挙げているかを数えています。

数え方

  • 対象は、公式サイトに申込時の必要書類の一覧を載せている会社です。47社のうち39社が一覧を載せています。えんナビ・みんなのファクタリング・いーばんく・インボイスファクター・GoodPlus・ウィット・けんせつくん・ファクターズの8社は、公式サイトに必要書類の一覧がありません(いずれも2026年10月31日〜11月3日確認)
  • 書類の数は、各社の一覧に並んでいる項目の数です。「請求書・契約書など」のように1つの項目の中で例を挙げている場合は、1点と数えています
  • 審査の途中や契約時に追加される書類は、この数に含めていません。契約時の書類は、後の節で別にご説明します
  • カイポケ早期入金は、公式に載っている5点(ファクタリング契約書・サービス申込書・債権譲渡通知書・登記簿謄本・印鑑証明)が審査完了後に提出する書類のため、この会社だけは契約までの書類の数です(2026年11月1日確認)

一覧に挙げている書類の数

39社の一覧の項目数は、次のとおりです。

一覧の項目数 会社数
2点 11社
3点 17社
4点 7社
5点 2社
6点 1社
7点 1社

2点の11社は、請求書(売掛金に関する書類)と通帳・入出金明細の組み合わせが中心です。たとえばビートレーディングは「売掛金に関する書類(請求書等)、口座の入出金明細(2か月分)の2点となります」と記載しています(2026年10月31日確認)。項目数が最も多いのはトラストゲートウェイの7点で、商業登記簿謄本・印鑑証明書・代表者身分証明書と住民票・決算書コピー・取引先基本契約書(ある場合)・取引履歴書類(通帳等)・成因資料(発注書・納品書・請求書等)を挙げています(2026年10月31日確認)。

書類の種類ごとの社数

39社の一覧に、それぞれの書類が入っている会社の数を数えると、次のとおりです。1つの項目の中で例として挙げている書類も数えています(例:ラボルの「取引を示すエビデンス」の例の通帳の入出金履歴)。

書類 一覧に挙げている会社(39社中) 備考
請求書(売掛金に関する書類) 37社 入っていないのは、国保連への請求分を扱うカイポケ早期入金と、取引基本契約書等を挙げるGMO BtoB早払い(GMOの一覧は利用審査の書類で、買取実行時には請求書等を求めると記載)
通帳・入出金明細(口座連携を含む) 36社 期間は「2か月分」「3ヶ月分」「直近4カ月分」など会社により異なる
本人確認書類(身分証明書) 22社 一覧にない会社でも、契約時に求める場合がある
決算書 12社 「法人のみ」と限る会社がある
確定申告書 4社 個人事業主の場合の書類として挙げる会社が中心
登記簿謄本(履歴事項全部証明書) 4社 トラストゲートウェイ・カイポケ早期入金(審査完了後の提出)・ネクストワン・西日本ファクター
印鑑証明書 3社 トラストゲートウェイ・カイポケ早期入金(審査完了後の提出)・西日本ファクター
試算表 2社 マネーフォワード 早期入金・GMO BtoB早払い(いずれも決算書と並べて記載)

請求書と通帳・入出金明細は、一覧を載せている会社のほとんどが挙げています。一方で、本人確認書類を一覧に入れている会社は39社中22社で、登記簿謄本や印鑑証明書を一覧に入れている会社は、カイポケ早期入金(審査完了後の提出)を含めて4社・3社です。ただし、これは申込時の一覧の話です。後の節のとおり、契約時に登記簿謄本や印鑑証明書を求めると公式に書いている会社があります。

書類ごとの用意の仕方

請求書

請求書は、買い取ってもらう売掛金そのものを示す書類です。各社の公式の記載には、請求書の条件を書いているものがあります。

  • QuQuMo:請求金額・入金日が確定しているものに限り、入金日を過ぎたものは不可(2026年10月31日確認)
  • ペイトナー:支払期日が確定しているもの(2026年11月1日確認)
  • FREENANCE:請求金額・請求日・振込期限・請求先会社名・振込口座の記載が必須(2026年10月31日確認)
  • CoolPay:取引先に送付済の請求書(2026年11月1日確認)

請求書の書き方そのものは、ファクタリングに使える請求書の書き方でご案内しています。

通帳・入出金明細

通帳や入出金明細は、売掛先からの入金の実績や、事業の資金の動きを確認するために求められます。一覧に期間を書いている15社のうち13社は3か月分で、ビートレーディングは2か月分、OLTAは「すべての事業用銀行口座の直近4カ月分の入出金明細」としています(ビートレーディング・OLTAは2026年10月31日確認)。QuQuMo・バイオン・CoolPayのように、保有する全銀行口座の明細を求める会社もあります。

紙の通帳がないネット銀行の口座は、各銀行のインターネットバンキングから取引明細を出力して提出します。ベストファクターは「入出金の通帳(WEB通帳可)」、RFDは「通帳(ネットバンキング対応)」と記載しています(2026年10月31日確認)。マネーフォワード 早期入金は、インターネットバンキングの連携を基本とし、利用がない場合は通帳のPDFとしています(2026年10月31日確認)。

本人確認書類

本人確認書類は、運転免許証・マイナンバーカード・パスポートなどの顔写真付きの書類を挙げる会社が多く、PayTodayやFREENANCEは「顔写真付き」「写真付き公的身分証」と明記しています(2026年10月31日〜11月1日確認)。法人の場合は、代表者の本人確認書類を挙げる会社が多くあります。申込時の一覧に本人確認書類がなくても、別の場面で求める会社があり、ビートレーディングは、ポータルサイトを利用する場合に代表者本人の身分証明書を求めるとしています(2026年10月31日確認)。

なお、QuQuMoは、本人確認書類を契約時の提出としており、個人事業主には開業届または青色・白色の確定申告書一式と健康保険証の提出も求めています(2026年10月31日確認)。

決算書・確定申告書

決算書は、法人の財務の状況を確認する書類です。一覧に入れている12社のうち、セーフトラストと買速は「法人のみ」(2026年11月1日確認)、レバンタは「決算書(法人)」と限っています(2026年10月31日確認)。個人事業主の場合は、決算書の代わりに確定申告書を求める会社があり、バイオンは「直近の決算書(個人事業主は確定申告書一式)」、OLTAは個人事業主に「確定申告書第一表の控え・開業届」を求めています(2026年10月31日確認)。決算書や確定申告書を出さずに申し込める会社は、決算書なしで使えるファクタリングと確定申告書なしで使えるファクタリングでご案内しています。

取引を示す書類(契約書・発注書など)

請求書だけでは取引の実在や金額を確かめにくい場合に、契約書・発注書・納品書などを求める会社があります。請求書とは別の項目として、取引を示す書類を一覧に挙げている会社は次の6社です。

  • ラボル:取引を示すエビデンス(取引先とのメール・チャット、通帳の入出金履歴、発注書など)(2026年11月1日確認)
  • ファクタリングのTRY:発注が確認できる発注書か契約書(2026年11月1日確認)
  • トラストゲートウェイ:取引先基本契約書(ある場合)・成因資料(2026年10月31日確認)
  • GMO BtoB早払い:取引基本契約書等(2026年10月31日確認)
  • ネクストワン:成因資料(契約書・納品書・注文書・発注書など)(2026年11月1日確認)
  • トップ・マネジメント:売掛先との取引が確認できる資料(入金履歴が分かる銀行通帳など)(2026年11月1日確認)

このほかの会社にも、「請求書・契約書など」のように請求書の項目の中で契約書や発注書を例に挙げている会社があります。初めての取引先の請求書で申し込む場合の書類は、初回取引の請求書はファクタリングできる?でご説明しています。

公的機関で取得する書類と取得方法

登記簿謄本・印鑑証明書・納税証明書は、法務局や税務署で取得する書類です。取得方法と手数料を、各機関の公式ページで確認した内容のとおりにまとめます(2026年11月1日確認)。

書類 取得先 オンラインでの請求 手数料(公式の記載)
登記事項証明書(商業・法人) 法務局(登記所) 可。郵送または窓口で受け取る オンライン請求で郵送の場合50枚につき1通520円、窓口受領の場合50枚につき1通490円
印鑑証明書(商業・法人) 法務局(登記所) 可。電子証明書が必要 オンライン請求で郵送の場合1通450円、窓口受領の場合1通420円
納税証明書 住所地(納税地)を所轄する税務署 可(e-Taxソフト(WEB版)) オンライン請求はその1・その2が税目数×年度数×枚数×370円、その3・その4が枚数×370円。書面での請求はそれぞれ400円

出典:法務省「オンラインによる登記事項証明書及び印鑑証明書の交付請求について(商業・法人関係)」、国税庁「G-1 納税証明書の交付請求手続」。

登記事項証明書(登記簿謄本)

法務省は、登記事項証明書と印鑑証明書は、全ての登記所でオンライン請求を取り扱っているとしています。ただし、オンライン請求は電磁的な証明書がオンラインで交付されるものではなく、郵送か窓口での受取になります。また、法務省は「登記事項証明書は、何人も請求できることから、委任状の仕組みは用意していません」と説明しています。

印鑑証明書

印鑑証明書のオンライン請求には、請求書情報に電子署名を付けるための電子証明書(商業登記電子証明書や公的個人認証サービス電子証明書など)があらかじめ必要です。電子証明書がない場合は、オンライン請求はできません。

オンライン請求の利用時間について、法務省は「平日の8時30分から23時まで及び休日の8時30分から18時まで(12月29日から1月3日までの年末年始を除く。)」とし、平日の17時15分以降や休日に送信された請求は翌業務日の受付になると記載しています。また、「登記所での窓口受取は平日の8時30分から17時15分となります」としています。急いで書類をそろえる場合は、受付の時刻にもご注意ください。

納税証明書

国税庁は、納税証明書の種類を、納付すべき税額・納付した税額・未納税額等の証明(その1)、所得金額の証明(その2)、未納の税額がないことの証明(その3)、滞納処分を受けたことがないことの証明(その4)に分けています。ファクタリング会社から求められた場合は、どの種類が必要かを確認してから請求してください。国税庁は、申告や納税の直後には当日中に納税証明書を発行できない場合があるとしています。

確定申告書の控えや開業届が手元にない場合

個人事業主の場合、確定申告書の控えを求められることがあります。控えが見つからない場合でも、国税庁は、税務署に提出した申告書等の情報を、開示請求によらずに次の方法で表示・印刷・閲覧できると案内しています。

  • e-Taxで提出している場合は、e-Taxソフト(WEB版)のメッセージボックスにある受信通知から、申告書等のPDFファイルをダウンロードできます(手数料はかかりません)
  • 書面で提出している場合でも、「申告書等情報取得サービス」で所得税の確定申告書等のPDFファイルを取得できます。マイナンバーカードが必要で、直近3年分が対象です(手数料はかかりません)。国税庁は「申請からPDFファイルの取得までには数日かかります」としています

なお、国税庁は、令和7年1月から申告書等の控えに収受日付印の押なつを行わないこととしています。提出の事実や提出日を示す必要がある場合、e-Taxの受信通知では、提出者の氏名又は名称、受付番号、受付日時等を確認できます。窓口で提出した場合は、当分の間の対応として、希望者に「日付」や「税務署名」を記載したリーフレットを渡すとしています。

開業届(個人事業の開業・廃業等届出書)について、国税庁は「事業の開始等の事実があった日の属する年分の確定申告期限までに提出」するよう案内しています。開業届の控えがない場合の扱いは、開業届なしで使えるファクタリングでご説明しています。

契約時に追加される書類と、書類の有効期間

申込時の一覧に入っていなくても、契約の段階で追加の書類を求めると公式に書いている会社があります。契約時の書類と、発行からの期間の条件は次のとおりです。

会社 契約時の書類(公式の記載) 発行からの期間 確認日
ビートレーディング 対面での書面契約時は履歴事項全部証明書・印鑑証明書・実印 各1か月以内 2026年10月31日
PMG 印鑑証明書・商業登記簿謄本 直近1週間以内に発行されたもの 2026年10月31日
JTC 謄本3通・印鑑証明(法人)3通、決算書(大阪営業所ページ) 取得日より1週間以内 2026年10月31日
ベストファクター 納税証明書・印鑑証明書・登記簿謄本 記載なし 2026年10月31日
ネクストワン 印鑑証明・履歴事項全部証明書2通・納税証明書・社判・実印 記載なし 2026年11月1日
ファクタープラン 会社謄本・印鑑証明書・代表者の住民票・顔写真付き身分証明証 記載なし 2026年10月14日
ファクタリングのTRY 決算書・確定申告書・印鑑証明・謄本など 記載なし 2026年10月14日
カイポケ早期入金 登記簿謄本・印鑑証明(審査完了後に郵送とメールで提出) 記載なし 2026年11月1日
エスコム 印鑑証明(買取先の件数により変わる)・会社謄本(履歴事項全部証明書2通)・社判・実印 記載なし 2026年11月3日

発行からの期間を公式に書いている3社は、いずれも「1か月以内」または「1週間以内」としています。登記簿謄本や印鑑証明書は、契約の日程が決まってから取得すると、期間の条件を満たしやすくなります。利用する会社の条件は、申込時に確認してください。

書類の提出方法についての公式の記載

掲載47社のうち39社は、手数料・入金スピード一覧の「オンライン完結」欄が「可」で始まる表示です。一方で、郵送や対面を前提とする記載がある会社もあります。当サイトの手数料・入金スピード一覧の「オンライン完結」欄で、郵送や対面の扱いを公式に書いている会社の例は次のとおりです。

  • カイポケ早期入金:書類は郵送とメールで提出(2026年10月31日確認)
  • MSFJ:オンライン審査・クラウドサインに対応するが、印鑑証明等の郵送が必要な場合あり(2026年10月31日確認)
  • インボイスファクター:非対面・対面・郵送から選択(2026年10月14日確認)
  • JTC:初回は原則対面で、面談が難しい場合はオンライン契約に対応(2026年10月30日確認)
  • ベストファクター:公式トップは「オンライン完結可能・来店不要」、よくある質問は「契約時に面談が必要」と、公式内で記載が異なる(2026年10月18日確認)

郵送が必要な書類がある場合は、その分だけ入金までの日数が延びます。急ぎの場合は、申込の時点で、どの書類を郵送で求められるかを確認してください。オンラインでの手続の範囲は、オンライン完結のファクタリングでもご案内しています。

書類の準備で確認しておくこと

  • 申し込む会社の公式サイトに必要書類の一覧があるか。一覧がない8社に申し込む場合は、問い合わせの時点で書類を確認する
  • 入出金明細の期間(2か月分・3か月分・4か月分)と、対象の口座(入金のある口座だけか、保有する全口座か)
  • 請求書の条件(支払期日や入金日が確定しているか、送付済か、記載項目がそろっているか)
  • 契約時に登記簿謄本・印鑑証明書を求められる場合の、発行からの期間の条件
  • 公的機関で取得する書類の受付時間と、受け取りまでの日数

よくある質問

Q: ファクタリング会社によって必要書類は異なりますか? A: 請求書と通帳・入出金明細は、一覧を載せている39社のほとんど(37社・36社)が挙げていますが、追加書類(印鑑証明・登記簿など)の要否は会社ごとに異なるため、申し込む前に各社の公式サイトで確認してください。

Q: 印鑑証明書はいつ取得すべきですか? A: 利用する会社の期間の条件(例:1か月以内・1週間以内)を確認してから取得してください。法人の印鑑証明書は法務局(登記所)で取得でき、オンライン請求もできます(電子証明書が必要)。

Q: オンライン申込で書類をアップロードする際の注意点は? A: 受け付ける形式や容量は会社ごとに異なるため、申込画面の案内を確認してください。台形を補正し、文字が読めるように撮影してください。

Q: すぐに準備できる書類だけで申し込めますか? A: 例:PayToday は、必須の書類を請求書と顔写真付きの本人確認書類の2点とし、入出金明細と決算書は「必須ではない」と表記しています(2026年11月1日確認)。契約時に追加の書類を求める会社もあります(本文の表)。


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